ドブニウム(ドブニウム)は化学元素であり、元素記号 Db、原子番号 105 である。人工合成された超アクチニド遷移金属(周期表第 5 族)で、1967 年に初めて合成された。IUPAC は 1997 年にドブナ研究所に因んで Dubnium 命名を最終決定した。Db-262(半減期 34 時間)は最も安定な同位体である。工業的に実用用途はない。
ドブニウムはタンタルを超えたグループ5最初の超遷移金属である。安定同位体は存在せず、商業用途もない。化学研究により、ドブニウムがバナジウム、ニオブ、タンタルと同じグループ5の周期傾向に従うことが確認されている——相対論的効果の検証を目的とした研究が行われている。
ドブニウムは原子番号105の超重元素で、1960年代後半から1970年代初頭にかけて、ソ連ドゥブナと米国バークレーのチームが、適切な標的に重イオンを照射して合成した。すべての同位体の半減期は数十秒から数十分程度しかなく、天然には存在せず、重イオン加速器で一度に数原子しか生成できない。実用的な用途はなく、超重元素の核化学と核構造に関する研究にのみ用いられる。
臭化ドブニウムやオキシ塩化ドブニウムなどのドブニウム化合物は、タンタルやニオブと同様の挙動を示すかどうかを判断するため、原子1個のオンライン化学実験で簡潔に観察されたにすぎない。巨視的な量で調製されたことはなく、応用規模を持たない。
1967年にJINRドブナでユーリイ・オガネシアンチームが、アメリシウム-243にネオン-22イオンを衝突させて発見——ドブニウム-261が同定された。発見地にちなんで「ドブニウム」と名付けられた。2004年にはラザホージウム-268がα崩壊してドブニウム-264になることが観測された。