キュリウム(キュリウム)は化学元素であり、元素記号 Cm、原子番号 96 である。銀白色のアクチニド金属で、工業的に完全に人工生産される。Cm-242 と Cm-244 は主要な同位体で、1944 年に初めて単離された。工業的に用途は限られる——Cm-242 は強力な α 粒子を放出し(3.9 W/g)、初期の心臓ペースメーカーの小型 RTG に使用されたが、現在は Pu-238 に代替されている。
キュリウムは極めて強い放射能を持ち、主な用途は熱源としてのものである——Cm-242とCm-244は宇宙探査機の熱電発電機(RTG)用の熱源として使用され、発光塗料にも使用される。またα線標準線源として放射線計測の校正にも用いられる。
キュリウムは原子炉でプルトニウムまたはアメリシウムを照射して人工的に作られる超ウラン元素であり、天然には存在せず、世界の生産量は年間わずか数ミリグラムである。キュリウム244とキュリウム242は比較的高い崩壊熱と扱いやすい半減期をもつため、かつて初期の米国の深宇宙探査機の一部で補助電源や機器加熱に用いる小型の放射性同位体電源に加工され、初期の実験的RTG材料として使われた。現代の深宇宙用電源はほぼ完全にプルトニウム238へと切り替わっている。これを除けば、キュリウムは核化学や超重元素合成の研究にのみ用いられ、消費製品や工業製品をもたない。
二酸化キュリウム(CmO2)や三塩化キュリウム(CmCl3)といったキュリウム化合物は、放射化学実験室でマイクログラムからミリグラムの量でのみ調製され、分離フローシートや分光研究に用いられる。消費製品に使われたことはない。
1944年にシーボーグチームがアメリシウムの次の元素として発見——ピエールとマリア・キュリーを称えてキュリウムと命名した。ユーロピウム-ガドリニウムの対応関係にならう命名である。Cm-244は主な同位体であり、発電や中性子線源として使用される。現在は核燃料再処理によって回収されている。